『苺ましまろ』
第１話 「バースデイ」
原作未読。
何にも話が展開しないし、これからも展開しないらしいんですけど、一向に構いません。
賛否両論あると思うけど、演出上の間の取り方もすごくいいし、笑いのセンスも嗜好とぴったりマッチ。
「サタケです。見ての通り…虎です」っておい。転げたぞ（←面白かったらしい
「かわいいは正義」というキャッチというかモットーがあるらしいんですが、決してそれが平板なものではないんですよね。
キャラクターの絵が可愛いというだけでなくて、声優さんの芝居やアニメーションの動き、つまり言葉遣いや言質、仕草、表情、行動など、人間の個性というか性格を現出する全ての要素が愛らしく表現されてるんですよ。
それが決して平板じゃない。愛憎入り混じっているんですよね。だからすごく自然に見える。
だら〜っとゆる〜い日常の中でかわいいキャラがボケとツッコミをテンドンしながら話が終わるという、ある種の不毛さをもった作品らしいですが、とっても面白いです。
こういう作品に価値がつく日本という市場は本当にスゴイ市場だなあと思いました、まる
