2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アニメ版『アニマル横町』始末

『アニ横』が最終回だという喜ばしい事実(←失言)を仄聞したので、久々に真面目に見てみた。横谷脚本で無難な出来でしたが、やっぱというか当然というか、乗り切れず。 第1,2クールは時々面白いなあと思って真面目に見ていたのですが、第3,4クールは…

10月期視聴メモ

ざっと見て、気になったタイトルをピックアップ。 ちなみに原作のある作品は全て未読です。敬称略。 『ヤマトナデシコ七変化』 10月3日(火) 25:30 テレビ東京 ワタナベシンイチ監督による別フレ原作の耽美系? とりあえず見る。 『RED GARDEN』 10月3日(火) …

『一寸法師 ちび助物語』(1935)

物理法則を無視した独特な動きの浮遊感と言葉のリズムの心地よさに酔う。 無声映画に活弁は無用だ!、などといつもなら傲慢に言ってのけてしまうところだが、音節のリズムが手伝ってか活弁に付きまとう画面のリズムと齟齬する音声のあべこべさは感じない。 …

毎週楽しみに見ていた『風人物語』が終わり、7月からの『ケモノヅメ』も見られず、また当然の如く10月からの『Kanon』も見ることが叶わないTVアニメ難民(って何か妙な語感!)たる私が昔のアニメばかりを観るのは決して後ろ向きな理由によるわけではなくて…

『TAKESHIS'』(2005)

こういう映画をグダグダ解釈するのは面倒なので一点だけ。 本作は、北野映画を殺す北野映画である。偏執狂的なファンの女が着ている服の赤・・・・・・『Dolls』踊る女形やタップダンスのリズム・・・・・・『座頭市』京野ことみの新体操を映す遠景ショット…

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』

あっという間に全話見た。 これを傑作といわずに何と言おう。 徹底して吐かれ続ける嘘が、虚構の中のドラマが、「人間」を彩る。 本作のキャラクター達は、徹底して「嘘」を吐き続けた。アルの数々の所行、バーニィの見栄、クリスがバーニィとアルに語った連…

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』

第1話 「戦場までは何マイル?」 Aパートが眠たすぎる。DVDをその辺にうっちゃってとっとと寝てしまおうかと思った(笑)。 しかしアイキャッチのかっちょよさに瞠目した後、Bパート初っ端のアルと父のダイアローグのシークエンスでのカットのテンポと省略…

久々に普通にアニメ作品について触れてみる。

『座頭市』(2003)

な、納得いかねぇ……(笑)。 名だたる他の北野作品を差し置いて、何故にこの作品だけが突出して興行収入がいいんでしょうか? 「『座頭市』最高だったねー」とか宣う北野初心者には『ソナチネ』や『3-4x10月』も見なさいよ!! と言いたくなる。物語における…

『じゃりんこチエ』

先日、ごちゃごちゃのVHSを整理していたら『じゃりんこチエ』が出てきて、何の気なしに眺めていたらあまりにも面白いのでこれも何かの縁かと、だらだらと高畑レトロスペクティヴを敢行中。とはいえまだ最終話まで見てないし序盤の10話分くらいは欠落している…