『苺ましまろ』

録り溜めしてた分を一気に視聴。


第7話 「海水浴」
今回は普通に楽しめました。
絵コンテ・演出の米田光宏氏は18禁アニメの『姉妹いじり』で監督・演出・絵コンテをされていた時に初めて知ったんですが、非凡な才能をこの回でも発揮されていたのではないかと。
こういう作品を「普通」に楽しませるのは結構大変だと思うので。


第8話 「お祭り」
この回のスタッフは美羽のキャラクター認識を間違えてると思う。
美羽の無軌道で訳わかんない行動は、伸恵、千佳、茉莉、アナの4人に対してだけ行われなくてはいけない。
なぜなら、仲間内で甘えられる関係だからこそ、関心を引くためのメチャクチャが許されているから。
更に言えば、美羽自身もそれを理解してメチャクチャな行動をしている。
だから、テスト時間に騒ぐのとか、度を越えて金魚すくいのおっさんに絡んだり、おっさんに輪投げを投げたり、挙句の果てに櫓の太鼓をドンドンと叩くなど、周囲に対する配慮のなさが美羽の性格を破綻させてしまってる。

お世辞にも誉められない回。


第9話 「育ちざかり」
あんまり本編中にBGM流してる印象はなかったんですが、今回はクッキー作りあたりで多用してた。
話の筋もオチも見え見えだったんだけど、前回があまりにアレだったんでまあ楽しめました(笑)。


第10話 「花」
こういう話好き。
ギャグをちりばめつつも、ハートウォーミングな話。
タバコをくわえた伸恵が店に入るのを赤ちゃんがいるから躊躇したり、4人が雑草の中に咲く一輪の花に感激したり。
茉莉ちゃんとアナちゃんの「ノースはスノーの逆で冷たいから北」「スノーの逆なら返って熱くない?」という間抜けな受け答えも笑えた。