『アニマル横町』

第2話 「どき☆どきケーキを作るぞの巻」「どき☆どき宿題スルンジャーの巻」
期待してただけに失望がデカすぎるorz
スタッフ的にクオリティ維持がムリだと言うことはわかってたから作画が終わってたのは百歩譲って仕方ないと諦められるんですよ。
でも1話目の不条理さが影を潜め、原作のシュールさも消え失せ、テンポの悪いボケとツッコミがだらだら続く凡庸な話になってしまっていたのはorz
それにしても堪えがたいのは大きく分けて次の2点orz
演出の不味さと原作の甚だしい(というか蔑ろにしてる)改変orz
う〜ん、作画してる人間のレベルが低いからそれに合わせた演出をせざるを得ないのかなあ。
堪えがたいくらいガタ落ちorz
ギャグアニメは「テンポと間」という難しい問題を常に抱えているので、相対的にスタッフの熱意と力量が要求されると私的には思ってるんで、今回の話と出来には正直orz10


更に堪えがたいのは、作品の根幹であるキャラクターを著しく改変していること
らしくないんだよ、あみっぺもイヨもケンタも。
マンガでは描かれているあみっぺのダークな面に全く触れないことや、イッサ、イヨ、ケンタがBパートのアニメオリジナルのオチで責任を感じて逃げてしまうことなどは大問題。
なぜならキャラクターの改変は作品を破綻させる。苺ましまろ第8回のように。
今回のアニメオリジナルギャグが全く面白くないのは、作画や演出の不味さだけでなく、キャラクターが崩壊した上で構成されたプロットが破綻してるからだとも言える。
大体、あみっぺが等身大の5歳じゃ作品が成り立たないでしょうよ。5歳という設定を遥かに凌駕した精神構造をもっているからこそ、あの3動物とのカラミを通じてシュールさを描出できるわけで。



こういう感想をもつのも原作を買い集めて原作のファンになってしまったからという面もあるかもしれないなあ。
原作未読時に見た第1回放送は、原作を相当イジってあっても面白く感じたし。
う〜む。
それにしても今回、30分あまりで何度頭を抱えたことか(笑)←笑えねえ