『満月をさがして』

第42話 「エターナルスノー」

「このまま、ここで眠ってしまおう……

そしたらきっと、目覚めたときには英知くんの側にいられる……

もう誰にも、私と英知君の邪魔はさせない……

英知くん……早く私を迎えに来て……

私は、ここ、ここにいるからっ……

私の側に来て、英知くん……

早く来て……」



ということで今さら『満月をさがして』を見ているわけですが、この作品すごい。
マジで名作。ちょっとハンパないわ、このストーリー。
ここ2,3日で20話あたりから一気に見てるんですが、とにかく話がすごい。
あっちを立てればこっちが立たないジレンマだらけのストーリーで私的にフラグ立ちっぱなしですよ(笑)。
それが単なる恋愛感情だけではなくて、家族愛であったり、過去のトラウマであったりとまあとにかく一筋縄では行かない根拠の元に、登場人物たちの行く手に様々な障害が待ち受けているわけですよ。
本当によく人物を練りこんで作ってあって、描き方もすごく丁寧。だからこそ、これだけ無茶苦茶な設定でこれだけのストーリーを構築できるんでしょう。
最終回まで見てから感想書こうと思ってたんですが、ちょっとこの回の話の出来がすごすぎて思わずキーを叩いてしまいました(笑)。
いや、これほんと面白いので、見たことない人は見てみて下さいよ。今さらですかそうですか。


それにしてもこれだけ感動しているのに涙一つ流れてこない俺って冷血漢(笑)。