りんたろう

『X 劇場版』(1996)

勿論、呪術的な陣などを用いているせいもあるだろうが、冒頭から徹底的に強調され続けるシンメトリー。 波紋、水晶、鳥居、五芒星、正四面体や円柱や球などといった結界の形、十字架など、例を挙げればキリがない。あの異様に目鼻立ちが強調された人物の顔も…

『メトロポリス』(2001)

鉄は熱いうちに打てということで。初りんたろう。 見ていてゾクゾクした。こんな感覚は初めて。 私なりの印象を一言で言えば、「過剰を蕩尽する作家」、それがりんたろう監督。 過剰なまでに描き込まれている「メトロポリス」という世界は蕩尽されるために存…