『涼宮ハルヒの憂鬱』

Youth-K2006-05-15


#8第七話 「ミステリックサイン
序盤のキョンのモノローグで七夕発言連発。伏線の張り方が今までより雑な気が。
ちょっと杉田智和さんの演技が過剰だった感も。
それと一番気になったのは、コンピ研部長の部屋の前での俯瞰のカット。キョンの等身がちょっと変だったのはまだしも、あのカットは3人しか映っていないんですよ。直前のカットで廊下の幅は大して広くない画が映っていたし、キョンハルヒの右横に空間が空いています。朝比奈さんと古泉はどこへ? キョンハルヒが鍵を借りに廊下を歩き出すときも、長門が鍵を開けるカットでも、朝比奈さんと古泉の姿が映らない。その後、ハルヒが部屋に入るカットで手前からではなく横から朝比奈さんと古泉が入っていく。一体どこにそんな空間が? 見ていてすごく違和感を感じてしまいました。
確認してみたら、部長氏の部屋の扉の対面に階段かなにかのスペースがあるようなないような。いずれにせよ、このワンカット以外には確認する手段がないので、対面のスペースを映したカットをちゃんと入れて欲しかったです。俺が神経質すぎるのかなあ。
粗探しをするつもりはないんですが、あまりにも今までの完成度が凄すぎたのでちょっとしたところが気になってしまいます。や、今回もかなりすごいですよ、完成度は。あくまでも、他の話数との相対比較ですから。
それに見せ場のカマドウマとの戦闘のエフェクトはすごかったですよ。
カナブンはウケたし、部長氏の部屋の本棚にあった本のタイトルとか、キョンの肩越しに映るポスターが平野綾さんと茅原実里さんと後藤邑子さんだったりとか、他にも沢山の小ネタが散りばめられてましたし。


何でこんなに今回は細かいところが気になったのか、多分テンポが今までよりゆっくりだったので、ジッと画面を注視できたからだろうと自己分析してみる。