無題

チラシの裏(2周目)』さん
http://samayou.exblog.jp/2402298


当方の記事(「ハルヒ的手法の一般化とカネに纏わる話」(5月31日付))をリンクしていただいてまして、その感想(リンク先の最下の記事)についてちょっと触れたいと思います。
裏取引が云々の陰謀説には与しませんが、内容としては意を同じくするところはあります。
要するに、戦略がうますぎるんですよね、この作品。
その販売戦略に踊らされてるということに気付かずに踊っている「ファン」を唾棄したくなる気持ちはわかります。「オタク」としては「おまいらもちつけ」と(笑)。
個人的には、祭り自体は楽しいので、それに主体的に、積極的に参加するのはそれこそハレでユカイなことだと思うんですが、時々は一歩引いて祭りの構造を解釈するくらいの心の余裕みたいなものはあってもらいたいですから。「全員、各あるべし」とは言いませんが(笑)。まあ、バランスの問題です。
消費型ファンをターゲットにしたコマーシャリズムが、『涼宮ハルヒ』に周到かつ意図的に内包されているのは、疑いないことですし。
といっても、別にコマーシャリズムを非難しているわけではないですよ。必要悪だと思ってます。