『ゲッタウェイ』(1973)

初ペキンパー。
冒頭の鋭利なカッティングの膨大な積み重ねには度肝を抜かれた。
彼の映画は暴力的だと称されているらしいが(よく知らんけど)、内容が暴力的というよりもむしろこのつなぎの暴力性の方が、遥かに「ペキンパー」なのだろうと思った(1本しか見てないけど)。どこか北野武の形容のされ方と似ている気が。
しかしそれにしても口惜しいことに、TV放送を録画したのだがそれを圧縮保存する際にフレームレートを23.976fpsにしていたため、ペキンパー特有のスローモーション撮影や激しいアクションシーンがコマ落ちしてカクカクした動きに。
これじゃ良さが全然分からない(苦笑)。残念無念。